ザグレブの旧市街は2つの丘、カピトルとグラデツで出来ています。このうちカピトルにあるのが聖母被昇天大聖堂(The Cathedral of Assumption of the Blessed virgin Mary)。尖塔はもう長いこと修復中で左側104mと右側105mだそうです。何用の1mなのかは…不明。
この大聖堂、当初はロマネスク様式→1242年にモンゴル軍により破壊→ゴシック様式で再建→1881年大地震で損壊→20世紀初頭にネオゴシック様式で再建され今修復中ということですが、結構この教会の雰囲気好きだったなあ。ファサードは荘厳で素晴らしいし、中は暗いのだけど柔らかい可愛らしさがあってとても落ち着きました。両側の通路にある絵画や彫刻なんかも、教会に有りがちな怖い感じがなくてポーっと見ちゃう。
席から入口を振りかえったところ。パイプオルガンです。
気にいったので日曜ミサに出席してきました。聖書朗読も神父様のお話もクロアチア語なので当たり前にサッパリわからなかったけど、「Amen!」の発声や、着席、ひざまづくなんかのタイミングは体がわかるようで…すっかり馴染んで心休まってきました。
中学のシスターが、「主の祈りを唱えられればパスポートがなくても外国に行けるんですっっ」と熱く語って、英語ver.とフランス語ver.を暗唱させられたときには「無茶仰いますな」と思ってたけど、こうして異国でミサを受けると一緒に主の祈りに声を合せられなかったのが悔しかったりして。シスター、クロアチア語ver.も教えてくれたら良かったのに!
讃美歌のラテン語が何と無く意味わかっちゃうのも、学校でさんざん戴冠ミサ曲を歌わされたおかげさま。ミサの終りには周囲の人と祝福し合う握手もして、ちょっと感動したのでした。
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