2008/07/30

聖マルコ教会と石の門と大砲

聖母被昇天大聖堂でのミサを終えて、つれづれに歩き始めてみました。丘の上にある「聖マルコ教会」が何かのガイドブックで見たときにツボだったので、楽しみに急な登り坂をエンヤコラ。

途中で、火事でも無事だったというマリア様肖像が飾られた『石の門』を通過しました。礼拝の椅子と椅子の間を道路が通る不思議な礼拝堂です。蝋燭がゆらゆらとする中、熱心にお祈りしている姿はとっても神聖。カメラを向けるのも憚れたので石の門を抜けで撮ってみました。
石の門から外を見てみた




ジャーン、やっと辿り着いた『聖マルコ教会』は・・・。ガーン、工事中。

こんなに楽しみにしてたのに、、、。超キュートな意匠は紺ジャケの胸につけたい。

残念に思いながら、教会の正面の道を歩き始めるといてると、見晴らしのいい場所にでました。ケーブルカー乗り場です。手前左手にロトルシュチャック搭。この塔は毎日正午に大砲を鳴らすと聞いていたのですが、まさに忘れていたころに頭上で「ドーン!!」と。それはそれは大きな炸裂音でした。ほとんど悪ふざけ位大きな音で、街行く人もイチイチ「ビクうッ」としている程。小学生の男の子に悪戯にはめられたような悔しさを覚える。

ロトルシュチャック搭の前はケーブルカー乗り場

ケーブルカーは使わずに、横手の並木から街に降りることにしました

だってこのケーブルカー、ものすごく短いんだもん

2008/07/17

聖母被昇天大聖堂


ザグレブの旧市街は2つの丘、カピトルとグラデツで出来ています。このうちカピトルにあるのが聖母被昇天大聖堂(The Cathedral of Assumption of the Blessed virgin Mary)。尖塔はもう長いこと修復中で左側104mと右側105mだそうです。何用の1mなのかは…不明。



この大聖堂、当初はロマネスク様式→1242年にモンゴル軍により破壊→ゴシック様式で再建→1881年大地震で損壊→20世紀初頭にネオゴシック様式で再建され今修復中ということですが、結構この教会の雰囲気好きだったなあ。ファサードは荘厳で素晴らしいし、中は暗いのだけど柔らかい可愛らしさがあってとても落ち着きました。両側の通路にある絵画や彫刻なんかも、教会に有りがちな怖い感じがなくてポーっと見ちゃう。



席から入口を振りかえったところ。パイプオルガンです。


気にいったので日曜ミサに出席してきました。聖書朗読も神父様のお話もクロアチア語なので当たり前にサッパリわからなかったけど、「Amen!」の発声や、着席、ひざまづくなんかのタイミングは体がわかるようで…すっかり馴染んで心休まってきました。

中学のシスターが、「主の祈りを唱えられればパスポートがなくても外国に行けるんですっっ」と熱く語って、英語ver.とフランス語ver.を暗唱させられたときには「無茶仰いますな」と思ってたけど、こうして異国でミサを受けると一緒に主の祈りに声を合せられなかったのが悔しかったりして。シスター、クロアチア語ver.も教えてくれたら良かったのに!

讃美歌のラテン語が何と無く意味わかっちゃうのも、学校でさんざん戴冠ミサ曲を歌わされたおかげさま。ミサの終りには周囲の人と祝福し合う握手もして、ちょっと感動したのでした。

ザグレブの朝市




2008/07/16

絶対行くべきアイス屋さん「Millennium」


ザグレブに滞在した2泊の間、3回行ったアイスクリーム屋さんが「Millennium(ミレニウム)」。初日にホテルにC-inしたのが21時30分、ミレニウムの営業時間が22時までだったのでダッシュでフロントに道を聞いて駆け込みました。


こどもよりも、大人だらけのアイス屋さん


クロアチア語ってサッパリ耳に慣れなくて覚えられなかったけど行きの機内で覚えておいたのが「PolaPola!」。半分半分という意味らしいです。「Polaピスタチオ、Polaストロベリー」で、「ピスタチオとイチゴを半分半分ね!」という意味。知ってるのと知らないのとでは旅の充実度に大きく差がつくこと請け合い。



こんなに沢山「Pola!Pola!」じゃないと選べないっ



今回旅行中に一番活躍したのが「PolaPola(半分ずつ)」であったのは間違いないでしょう。ちなみに次点は「Hvala(ありがとう)」と「Dobro(おいひぃ)」。



店内でも表のテラスでもゆっくり召し上がれ


さて、お味ですが本当においしい!クロアチア旅行中は1日2回ペースでアイスを食べましたが、ミレニウムがNo.1でした。特筆すべきはピスタチオ。P&Coはピスタチオが大好きで、どこいっても頼むのですが、ミレニウムが抜きんでて美味しかった。オススメです。

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クロアチア旅行プロローグ


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ザグレブ空港から街へ移動
ウィーン経由でザグレブへ

ザグレブのお宿はHotel Dobrovnik 

ザグレブのホテルはHotel Dobrovnik(★★★★)!ザグレブ市街の“おへそ”とも言えるイェラチッチ広場に面している超便利なホテルです。広場ビューにしてもらったので、お部屋からは聖母被昇天大聖堂と、夜中までウロウロしている街の人たちが見えました。っていうか、クロアチア人って本当に夜更かしだ。

ホテルのビジネスセンターにはPC2台があり、無料でインターネットができます。日本語はタイプできないけど、読めるのでY!JAPANを読んだり便利でした。


イェラチッチ広場でお茶しながら、ホテルを望む




イェラチッチ広場のカフェ。後ろの馬上の方は誰だったのかしらん。

(追記:この人がイェラチッチだって。)





ホテルの朝ごはんはブュッフェ式。パンと生ハムと野菜ローストとチーズ。

お部屋からイェラチッチ広場。右奥に教会が見えます。

お部屋は小奇麗。お湯もたっぷり出るし、タオルウォーマー付き。


2008/07/14

ザグレブ空港から街へ移動

ザグレブ市内はトラムが便利。



空港からエアポートバスで市内のバスターミナルに着いたら、トラムに乗り換えます。トラム駅の位置は・・・明るいほうに歩いていったら大通りのど真ん中にありました。 バスターミナルを背に左手に行く⑥番に乗るとイェラチッチ広場や中央駅など中心地に着きました。切符はその辺のKIOSKで購入。

もちろん日本のように丁寧な車内アナウンスなんてないんだけど、雰囲気で大丈夫。

ウィーン経由でザグレブへ

クロアチアには日本からの直行便はありません。スターアライアンスでチケットを探したので、行きはオーストリアエアでウィーン経由ザグレブ入りしました。


オーストリア航空の、うさ機長

ウィーンからザグレブにはクロアチア航空のプロペラ機に。

プロペラに近づかない様に注意されました。大丈夫よ、自分からでも遠ざかるからさ。

クロアチア旅行プロローグ

2008年7月、クロアチア旅行に行ってきました。クロアチアがどこかというと、イタリアの上側にお向い。美しい青い空と、碧く澄んだアドリア海に包まれた素晴らしい国でした。いっぱいの太陽を浴びて、いっぱい写真を撮ってきました。





全体的な印象としては、

  • 大人がアイスクリームばっかり食べてる
  • 全ての建物の1階と路地裏はカフェになってる
  • 足を怪我している人が多すぎる
  • 今までいったどこの国より暑い。モルディブやバリなんかより。
  • 空と海が碧い
  • 遺跡を何とも思ってない(当たり前に暮らしてる)

で大変ナチュラルで良い印象でした。


ザグレブのマーケット



ドブロブニクのホテルから街に向かって歩く風景


ディオクレティアヌス帝の街、スプリットで深夜ねこ会議に入れてもらう


期間: 2008年7月上旬の10日間 / 街: ザグレブ、ドブロブニク、スプリット / 形態: 個人旅行

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